☛ タラコ・辛子明太子   【 魚卵 】  

魚

 





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特徴 c

  
  タラコもカラシメンタイコもスケトウダラの卵(卵巣)を加工したもので

  日本で一番親しまれている魚卵の加工品。 

  タラコは、卵を塩漬け(塩蔵加工)したもので助子とも呼ばれる。

  カラシメンタイコは、タラコをトウガラシが入った調味料で味付け
  加工したもの。

  国内の流通量は、カラシメンタイコがタラコの約2.5倍あり、製品での輸入比率は
  カラシメンタイコ約20%、タラコが約10%である。ただし、タラコの原料の
  約90%がロシア・アラスカなどから輸入される
冷凍品(冷凍子)であり、北海道
  近海で獲れる生の近海子は少ない。

  近年の冷凍技術などの向上により原料となる冷凍子の品質は良くなっている。

  原料の卵巣は産卵前に取り出し2つずつ並んでつながっているので、2本で1腹という
  数え方をする。

  スケソウダラの身は、主にカマボコなどの水産加工品の原料となる。

   塩分濃度は、通常5~8%であるが、健康志向の中で定塩タイプ(4%以下)のものもある。

  製造過程で膜が破れたり、粒がバラけたりした“切れ子”“バラ子”

   は味は変わらないのに、価格も安く、調理用に便利であるため人気となっている。

バラコなど

 
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栄養素・ 健康効果 c

主な栄養素

(100g当たり)

たんぱく質24.0g・脂質4.7g・カリウム300mg・カルシウム24㎎・レチノール24μg・ビタミンE7.1㎎・ビタミンB1218.1μg ・ビタミンD4μg


塩蔵品であり、また、コレステロールも多いので食べ過ぎに注意する必要があるが、動脈  硬化を抑えるEPA)やDHAも含み、また、ビタミンDが豊富なことにより骨粗しょう症 に効果がある。塩分とコレステロールの体外への排出を促進するカリウムやペクチンを含む海藻類やこんにゃくなどと一緒に食べるとよい。

 
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豆知識 c

 (1) 明太子の語源は朝鮮語でスケトウダラを意味する "メンタイ" が由来に
   なっていると言われている。

 辛子明太子は日本独特のもので、博多で昭和24年に初めて発売された。
   
その後、全国に広がるにつれ、

 タラコの辛子漬けを単に明太子と呼ぶようになった。スケトウダラは、中国語では
       “ 明太魚(ミュンタイユー)”、
ロシア語で “ミンタイ” と呼ばれ、北海道では
           スケトウ ダラの干し物を "“メンタイ”"  と呼んでいる。

  現在では食品公正取引協議会により、 全国的にラシメンタイコ(辛子明太子)
            呼ぶように統一されている

(2) 原料となるスケソウダラの卵は、漁獲する時期(成長の度合い)によって、品質が
    以下の通り異なる。


  ガム子(未成熟卵)   産卵前の早い時期に漁獲されたもので、
                つぶつぶ感がほとんどなく、
主にボイル
                加工品の原料となる。

■ 真子〔まっこ〕(成熟卵) … 最盛期に漁獲されたもので、完熟した状態でつぶ
                                        つぶ感があり、
タラコ、カラシメンタイコの原料として
                                         最も適している。

■ 水子〔みずこ〕(完熟卵) … 産卵期に漁獲されたもので、サイズとつぶつぶが大きく、                           水分が多く柔らかい。価格を抑えることができるため、
                                          この水子を使った商品も多い。
 

(3) “並切れ” “中切れ” “上切れ”は、タラコのランクをあらわすが、製造メーカーに
     よって基準にバラツキがある。



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